観葉植物を置いていた場所にカビや輪シミが!原因と正しい対処法とは

観葉植物を置いていた場所にカビや輪シミが!原因と正しい対処法とは
引っ越しや模様替えの際に観葉植物を移動した時に気が付いたカビや輪ジミ。
室内の雰囲気を明るくしてくれる観葉植物ですが、長期間同じ場所に置いているとトラブルが起きる可能性がないとは言い切れません。

  • 鉢からこぼれた水が床に染み込み、輪ジミができた
  • 受け皿にたまった水分が湿気の原因になり、カビが発生した
  • 床材や壁紙が湿気を吸い込み、変色や劣化が起こった

といったトラブルが意外に多く起きます。

特に賃貸物件では「退去時に修繕費を請求されるのでは?」という不安にもつながりやすく、早めの対処がとても重要です。
今回は、観葉植物まわりで起きるシミ・カビの原因から、再発防止策までをまとめて解説します。

なぜ観葉植物のまわりにシミやカビができるのか?

観葉植物が原因で起こる汚れには、いくつかの特徴的なメカニズムがあります。

「鉢からこぼれた水」が原因の輪シミ

植物への水やりは頻繁に行うため、気づかないうちに水が床に落ちていることがあります。

特にフローリングは水分を吸いやすく、
乾いた後に“輪の形”のシミだけが残るというケースが多いです。

さらに長時間放置されると、

  • 表面の塗膜が白く濁る(白化)
  • 深くまで浸透し変色が固定される
  • 木材が膨張してフカフカする

といった劣化につながります。

受け皿に溜まった水が湿気を作り「カビ」が発生

以外と多いのが、

受け皿に常に水が残っていることによる湿気のこもり

です。

水分が蒸発 → 受け皿裏が常に湿った状態 → フローリングや壁紙が慢性的に湿気る
という流れで、黒カビ・白カビが繁殖しやすくなります。

鉢の底に付着した土や肥料の成分による汚れ

鉢の底に付いた土・肥料・カルキが床に移ると、

  • 黄ばみ
  • 茶色いシミ
  • 黒い点状の汚れ

として残ることがあります。

賃貸では「原状回復義務」に関わるケースも

植物由来のカビやシミは、多くの管理会社で「通常損耗」ではなく
入居者の過失扱いとなる可能性が高い項目です。

そのため、放置せずに早めに掃除・乾燥して再発を止めることが重要です。

フローリングのカビや輪ジミの対処方法

ここでは、自分でできる方法だけをまとめています。
状態によって対策が大きく変わるため、まずはシミの種類を判断しましょう。

表面だけ白く濁っている

白カビが繁殖した可能性が考えられます。

カビはアルコールに弱いので、アルコールスプレーと中性洗剤を使用して掃除していきます。

  1. カビの繁殖した部分に中性洗剤を吹き付ける
  2. 5分ほど放置したら、浮いてきたカビを優しく水拭きする
  3. アルコールスプレーで乾拭きをする

コロナ禍以降、アルコールスプレーが常備されているご家庭も増えたかと思いますが、
その除菌スプレーを使用して問題ありません。

ただし、アルコールによってワックスが剥がれ、フローリングが白くなる可能性があります。

茶色〜黒っぽい輪が残っている

木材内部に水が入り込むと色が濃く残ります。

軽度の対処法

  1. 酸素系漂白剤(粉タイプ)を少量水で練りペースト状にする
  2. シミの部分にラップをして10〜20分置く
  3. 乾いた布で拭き取る

※フローリングの種類によっては漂白剤が使えません。
合板・無垢・コーティングの種類で結果が異なるため、目立たない場所で必ずテストしてください

黒カビが入り込んでいる

内部に根を張ったカビは、市販の薬剤では落ちにくく、
削って再塗装が必要になることがあります。

この場合は無理に自分で解決しようとせず、内装業者に任せた方が安心です。

シミ・カビをこれ以上広げないための「応急処置」

観葉植物周辺にトラブルが起こった場合は、とにかく早めの処置が大切です。

応急処置のポイント

  1. 濡れている部分をすぐに拭く

  2. 風を当てて乾燥させる
    ※ドライヤーの使用は、そり返りや変形の恐れがあるので注意

  3. 植物を別の場所に移動する

  4. 受け皿の水を完全に捨てる

  5. 水やり後は必ず15〜30分後に受け皿チェック

湿気が原因の場合、乾燥させるだけで進行が止まるケースも多いです。

賃貸での「退去費用」に影響する?

この記事を読んでおられる方の中には、これが一番気になっている方も多いのではないでしょうか?
結論からいえば、
観葉植物由来のシミやカビは“入居者負担”になる可能性が高い
と考えてください。

負担になりやすい例

  • 受け皿の水を放置し続けた
  • 水をこぼしても放置した
  • 黒カビが広範囲に広がっている
  • 変色が深部まで浸透し、部分補修では直らない

やはり、このような場合は自然にできたものではないので、入居者の過失とみなされてしまいます。

原状回復ガイドラインでも「過度な湿気による変色や腐食」は入居者の過失として扱われることが多いです。
そのため、できる限り早めにシミ・カビを小さいうちに止めることが、退去費を抑える近道になります。

今後シミ・カビを作らないための予防策

観葉植物まわりのトラブルの多くは、日々の小さな習慣で防げます。

鉢の下に「防水マット」を敷く

ホームセンターに売っている

  • 防水マット
  • コルクボード
  • 吸水マット

などを敷いておくと万が一の水漏れを防げます。

受け皿の水は必ず捨てる

“底に水が溜まり続けている状態”が最も危険です。

水やり直後、30分後にもう1回受け皿をチェックすることを習慣化するとトラブルが激減します。

水やりの量を見直す

意外と多いのが“水のあげすぎ”。

土の表面が乾いたら与えるのが基本です。
思い当たる節がある方は気をつけておきましょう。

定期的に換気する

当たり前ですが換気はとても大切です。
フローリングに限らず壁紙でも、風通しの悪い部屋ほどカビが発生しやすくなります。

どうしても落ちない場合は専門業者に相談を

カビやシミが深部にまで入り込んでいる場合、素人の対処ではどうしても限界があります。

  • フローリングの削り直し
  • 表面コーティングの再施工
  • 壁紙の部分張替え
  • 床材の張替え

これらはプロに依頼することで、仕上がりも美しく、しっかりと問題が解決されます。

まとめ

観葉植物は暮らしを豊かにしてくれる存在ですが、
使い方を誤ると「シミ」「カビ」「変色」などの内装にトラブルを招くことがあります。

自分で解決できる軽度なものはしっかり調べてから対処し、
自分での対処が難しい場合は、無理に触らずプロに相談しましょう。

「はりかえ隊」では、
壁紙・クロス・床の補修に強い内装業者を地域別に探せます。
余計な中間マージンもかからず、安心してご活用ください。

観葉植物を楽しみながら、住まいの美しさも守っていきましょう。

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