フローリングに洗濯洗剤や柔軟剤 をこぼしたらシミになった!

フローリングに洗濯洗剤や柔軟剤 をこぼしたらシミになった!
「フローリングに洗濯洗剤や柔軟剤を落としてしまって、すぐ拭いたのにシミが残ってしまった…」
「ベタつきは消えたけど、白っぽくなって見える…」

賃貸でも持ち家でも、こうした“床のシミ問題”は意外と多く相談が寄せられるトラブルです。
特に賃貸の場合は退去時にことを考えると焦ってしまいますよね。

この記事ではフローリングに洗濯洗剤・柔軟剤をこぼした時に起こるシミの原因や、元に戻す方法、やってはいけない対処法を専門的に解説します。

フローリングに洗濯洗剤・柔軟剤をこぼすと何が起きるのか?

洗濯洗剤や柔軟剤は液体の性質上、フローリング表面のコーティングと反応しやすい特徴があります。

そのポイントとなるのは洗剤・柔軟剤に含まれている界面活性剤です。
周知の通り界面活性剤には「汚れを落とすために油脂を分解する力」があります。
実はこれがフローリングの“ワックス”に悪さをするんです。

というのも、フローリングの表面は薄いワックス層で保護されています
家庭用の多くのフローリングは、木そのものがむき出しになっているわけではなく、
ワックスやウレタン塗装が膜となり、傷・汚れ・水分から守ってくれているんです。

しかし、洗濯洗剤や柔軟剤が長く触れるとどうなってしまうのか…

シミの正体は「ワックスが落ちた跡」

「洗剤や柔軟剤がシミになった」と思いがちですが、
結論から言うとそのシミは“ワックス剥がれ”である可能性が高いです。

どうしてワックスが剥がれるの?

先述の界面活性剤(洗剤成分)がワックス表層を溶かしたり、油分を奪ったりしてムラになってしまうんです。
その結果…

  • 一部だけツヤがなくなる
  • 白っぽく見える
  • 明るい色のフローリングでは“白シミ
  • ”濃い色のフローリングでは“色が抜けたように見える”

こうした状態を見てみなさん「シミ」と感じるわけです。

水拭きしても消えない理由

ワックス剥離は“汚れの付着”ではないため、拭く・こするでは改善しません。
むしろ強くこすればワックスをさらに薄くして、より目立つ可能性があるので注意してください。

実際のシミは3種類に分かれる

フローリングのシミとひとことで言っても、原因が3パターンあります。

ワックス剥がれ(最も多い)

洗剤によって保護膜が薄くなった状態。
見た目は白っぽく、輪郭がぼんやりしています。

再度ワックスを塗り直せば改善しやすい

表面塗装の損傷

拭かずに放置してしまうと、コーティングそのものが侵され、ツヤや色味が変わってしまいます。。

DIYワックスでは戻りにくい

木材自体への浸透(完全に染み込んだケース)

こちらも長時間こぼしたまま放置した場合ですが、木が水分や成分を吸い込み変色します。

業者による補修が必要な場合が多い

どうすれば元に戻せる?原因別の対処法

ここでは、「自分でできる範囲」と「プロに頼むべき範囲」を明確に分けて解説します。

ワックスが剥がれた場合


必要なもの

  • 中性洗剤を薄めた水
  • 柔らかいクロス
  • 市販のフローリングワックス(透明タイプ)

手順

1.薄めた中性洗剤で軽く表面を整える
ベタつきが残っていないか確認しながら軽く拭きます。
因みにシミではなく、ベタつきでお悩みの場合は中性洗剤を使用することで解消できます。

2.しっかり水拭きして成分を除去する
界面活性剤が残っているとワックスが弾くため重要。
市販のワックス剥離剤を使うとよりムラが起きにくくなるので積極的に使いましょう。

3.乾燥させる
30分〜1時間程度乾燥させましょう。

4.市販ワックスを薄く塗る
ムラにならないように広めに塗ると境目が消えやすいです。

ポイント

狭い範囲だけ塗ると“その部分だけツヤが違う”という不自然な仕上がりになることも。
気になる場合は同じ板1枚分、または部屋の一部分を範囲として塗ると馴染みやすいです。

塗装そのものが傷んだ場合


特徴

  • 色が完全に変わっている
  • 表面のツヤが戻らない
  • ワックスを塗っても違和感がある

こうした場合はコーティング層そのものがダメージを受けています。

解決策

  • フローリング補修業者による「表面再生」
  • 専門ワックス・コーティングの塗り直し

家庭用ワックスでは効果が薄いケースが多いですし、下手にやってしまうと取り返しがつかない場合もあるので慎重な判断を行いましょう。

木材まで浸透して変色している場合


特徴

  • 放置時間が長かった
  • 黒ずみがある
  • 木目の中まで色が変わっている

これは内部までシミが入り込んだ可能性が高く、自力での修復は難しい部類です。

解決策

  • プロによる研磨(サンディング)+再塗装
  • 部分補修(着色補修)
  • 最悪は板材の貼り替え

やってはいけないNG対処法

× 強くこする・メラミンスポンジを使う

ワックスがさらに削れ、シミが拡大する危険があります。

× アルコール・除光液・強い洗剤を使う

ワックスもコーティングも溶かします。
特にコーティングは一度剥がれるとDIYでは戻りません。

× 熱風で無理に乾かす(ドライヤーを近距離で使用)

木材が反り、後々床鳴りの原因になる可能性があります。

賃貸の場合、退去費はどうなる?

シミの原因が「入居者の過失」に該当すると、原状回復費用の請求対象になる可能性があります。

原則として“こぼした側の負担”

洗剤や柔軟剤を落としたことによるワックス剥がれは、
通常使用による劣化とはみなされません

ただし軽度なら請求されないことも

  • ワックス剥がれ程度
  • 簡単な補修で回復するレベル
  • 広範囲でない

この程度であれば、管理会社やオーナー判断で費用がかからないこともあります。

退去前に無理に自分で直そうとしない

「プロにお願いするとお金かかるし…」
「とりあえず見様見真似でやってみるか…」
なんて無理に直そうとして、逆に悪化させてしまうと修繕費が上がってしまうケースがあります。

まとめ

以上、フローリングに洗濯洗剤・柔軟剤をこぼした時に起こるシミの原因や、元に戻す方法、やってはいけない対処法を解説しました。
こぼした時にできるシミの多くは、ほとんどがワックスの剥がれが原因です。

  • こぼしてしまっても放置せずにすぐに拭く
  • できたシミは水拭きでは消えない
  • こすっても逆効果
  • DIYで直せるケースと直せないケースがある

ということを覚えておくと、今後のトラブル防止にもつながります。

もし自力でのワックス塗り直しで改善しなければ、
専門業者に相談するのが最も確実な方法です。

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余計な中間マージンもかかってきませんので安心してご活用ください。

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