「クロスを張り替えたいけど、何に気をつければいいんだろう…」
「安い業者さん見つけたけど、腕はあるのかな…」
初めてのクロスの張り替えを行う場合どのようなことに注意して業者さんを選べばいいのか、難しく感じてしまいますよね。
住まいの印象を大きく左右する壁紙やクロスの張り替えは、内装リフォームの中でも人気が高い工事です。
しかし、業者選びを間違えてしまうと、仕上がりが不満足なものになったり、予想以上の追加費用が発生してしまったりするケースも少なくありません。
長く快適に暮らすためには、単に「安さ」や「近さ」だけで業者を決めるのではなく、信頼できる業者を見極めることが欠かせません。
この記事では、壁紙・クロス・内装業者を選ぶ際に特に注意すべきポイントを、具体的に解説していきます。
目次
価格の安さだけで選ばないこと
まず最初に意識しておきたいのは、見積もりの金額が安いという理由だけで業者を選ばないことです。
確かに、同じ工事内容であれば費用が抑えられる業者の方が魅力的に見えますよね。
しかし、内装工事の価格には職人の技術力や使用する材料の品質、さらにはアフターフォローまでが反映されています。
極端に安い業者の場合、下地処理を十分に行わずに仕上げてしまったり、耐久性の低い壁紙を使っていたりする可能性があり、結果的に数年後に再度張り替えが必要になるなど長期的には割高となることもあります。
また、見積もり金額が安すぎる場合には、工事の途中で「追加費用が必要だ」と説明されるケースもあります。
例えば、施工前には想定していなかった下地の補修費用や、剥がし作業にかかる追加料金を請求されると、結局は相場以上の金額になってしまうこともあります。そのため、価格だけで判断するのではなく、見積もりの内訳を丁寧に確認することが大切です。
実績や施工事例を必ず確認すること
業者選びにおいて信頼性を見極めるためには、実際の施工実績や過去の事例を確認することが欠かせません。
ホームページに掲載されている写真や説明文だけでなく、実際にどのような住宅でどのような工事を行ったのかを見ておくと安心です。
特に、一般的な住宅だけでなく、賃貸物件や店舗など幅広い現場に対応している業者であれば、状況に応じた柔軟な施工が期待できます。
さらに、単に写真が掲載されているだけでなく、施工前と施工後の比較写真が揃っているかどうかも確認のポイントです。
ビフォーアフターを見れば、職人の技術力や仕上がりの美しさを客観的に判断することができます。
また、可能であれば実際に施工を依頼した人の口コミや評判を調べることも有効です。
インターネット上のレビューはもちろん、知人や近隣住民からの紹介も信頼できる情報源になります。
Check:内装業者のポータルサイト「はりかえ隊」内ではそれぞれの業者の施工実績も掲載していますのでぜひご覧ください。
はりかえ隊 HPへ
契約前に工事内容を細かく確認しておくこと
業者と契約を結ぶ前には、工事内容の詳細をしっかりと確認しておくことが大切です。
・どの種類の壁紙を使用するのか
・パテ処理はどの程度行うのか
・養生や廃材処分はどこまで含まれているのか
単に「壁紙を張り替える」という説明だけでは不十分であり、具体的な部分まで確認しておく必要があります。
また、工期についても明確にしておきましょう。
・どのくらいの日数で工事が完了するのか
・作業時間は平日の昼間だけなのか、それとも土日や夜間の対応も可能なのか
このような点は、生活への影響を考える上で重要なポイントです。
契約前に不明点をそのままにしてしまうと、工事が始まってからトラブルに発展する可能性があるため、納得できるまで説明を受けることが安心につながります。
アフターフォロー体制を確認すること
壁紙やクロスの張り替えは、完成直後は美しく仕上がって見えても、数か月後に浮きや剥がれといった不具合が発生することがあります。
こうした場合に、きちんとアフターフォローをしてくれる業者かどうかは非常に重要です。
保証期間を設けているか、施工後の問い合わせに迅速に対応してくれるかといった点を事前に確認しておきましょう。
信頼できる業者は、施工後に問題があった場合の修繕にも誠実に対応してくれることが多く、長期的に見ても安心感があります。
一方、価格だけを重視して選んだ業者の場合、工事が終わった途端に連絡が取りづらくなるケースもあるため注意が必要です。
内装全般に対応できる業者を選ぶこと
壁紙やクロスの張り替えは、単体の作業に見えて実際には他の内装工事と関わる場面も少なくありません。
例えば、壁紙を張り替える際に巾木やドア枠の塗装が必要になることがありますし、場合によっては床材との取り合い部分の調整も発生します。
こうした時に、壁紙張り替えだけでなく内装全般に対応できる業者であれば、ワンストップで対応してもらえるためスムーズです。
また、デザイン性を重視したい場合には、クロスだけでなくインテリア全体のバランスを考えて提案してくれる業者が心強い存在となります。
単に作業をこなすのではなく、住まい全体を快適で美しい空間にするためのアドバイスをしてくれる業者を選ぶことが、満足度の高いリフォームにつながります。
業者とのコミュニケーションを軽視しないこと
どれだけ技術力が高く実績が豊富な業者であっても、施主とのコミュニケーションが不十分では良い工事は実現できません。
相談をしたときに丁寧に説明してくれるかどうか、質問に対して誠実に答えてくれるかどうかは、信頼できる業者を見極めるための大切な判断材料です。
特に、初めてリフォームを依頼する人にとっては専門用語がわからない場面も多くあります。
その際に、専門知識を押しつけるのではなく、わかりやすい言葉で説明してくれる業者であれば安心して任せられるでしょう。
逆に、説明が不十分であったり、曖昧な返答しかしてくれない場合には、後々トラブルにつながる可能性が高いため注意が必要です。
また、お問い合わせをしてからの対応の速さもひとつ優秀な業者か否かを見極めるポイントになります。
対応が遅い業者の場合、完工するまでのスピード感も遅く、ストレスを抱える可能性も否めません。
まとめ
以上、壁紙・クロス・内装業者を選ぶ際に特に注意すべきポイントを、具体的に解説しました。
業者を選ぶ際には、価格の安さだけを基準にせず、施工実績や工事内容、アフターフォロー体制、さらには業者とのコミュニケーションの質まで多角的に確認することが欠かせません。
壁紙の張り替えは見た目の美しさだけでなく、下地処理の精度や使用する材料の品質、工事後の対応までが住まいの快適さを左右します。
信頼できる業者を見極めるには、事前の下調べと確認を怠らないことが最も重要です。
一度張り替えた壁紙は長期間住まいの印象を決定づけるものだからこそ、後悔のない選択をするために慎重に業者を選びましょう。
・技術はしっかりしているか
・お客様への対応は迅速に行えるか
・お客様に寄り添った施工ができるか
・下請けに振らずに、自社で施工を行なっているか
「はりかえ隊」では、これらの点を守っている全国の優良な業者を掲載しています。
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